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◆令和6年7月20日(土)梟の会の参加者の一句◆

峰雲や鏡のごとき潮溜り
青木あき子

文明の音を圧せよ蟬時雨
佐野すずめ

庭に人ゐるに驚く昼寝覚
布川礼美

ランドセル靴下夏帽子散乱
稲畑実可子

夕立や百万都市の交差点
杉谷香奈子

合歓の花少年何でも知りたがる
松枝真理子

物売りの声よみがへり夕立あと
井出野浩貴

◆令和6年9月7日(土)梟の会の参加者の一句◆

露草や網を投げたるやうな雲
青木あき子

片づけて庭の全景涼新た
稲畑実可子

蟷螂の鎌より翅のこぼれ落つ
佐野すずめ

絵の果実転げ落ちさう秋灯
杉谷香奈子

放屁虫腰を捻りて尿落とす
布川礼美

赤蜻蛉さだか雲居をよぎるとき
井出野浩貴

◆令和6年5月3日(金)梟の会の参加者の一句◆

だるまさんがころんだ新樹に腕当て
青木あき子

行き先を告げぬ外出つばくらめ
稲畑実可子

総身のあらはに雉ほろろ打つ
佐野すずめ

遠足の列背の順につづきをり
布川礼美

初桜一輪見つけたりし日は
杉谷香奈子

大銀杏芽吹きをめたり鬼子母神
松枝真理子

丘は風あつまるところ薔薇繚乱
井出野浩貴