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令和6年5月度 梟の会の記

◆令和6年5月3日(金)梟の会の参加者の一句◆

だるまさんがころんだ新樹に腕当て
青木あき子

行き先を告げぬ外出つばくらめ
稲畑実可子

総身のあらはに雉ほろろ打つ
佐野すずめ

遠足の列背の順につづきをり
布川礼美

初桜一輪見つけたりし日は
杉谷香奈子

大銀杏芽吹きをめたり鬼子母神
松枝真理子

丘は風あつまるところ薔薇繚乱
井出野浩貴