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令和6年4月度 梟の会の記

◆令和6年4月6日(土)梟の会の参加者の一句◆

船室の眠りの深し春の波
佐野すずめ

春の夜や女車掌の声若く
布川礼美

釣人の腰まで浸かる遅日かな
青木あき子

東京に我まぎれゆく桜かな
稲畑実可子

春の夜や流れて止まるペンの音
杉谷香奈子

うさぎの眼くるくる動き水温む
松枝真理子

夜桜や水のおもてのほのあかり
井出野浩貴