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令和6年2月度 梟の会の記

◆令和6年2月3日(土)梟の会の参加者の一句◆

傷痕の硬き冬木の膚かな
佐野すずめ

着ぶくれてヨガ教室に来てをりぬ
布川礼美

寒鴉己の声を確かむる
青木あき子

どんど火や額の焼けぬところまで
(どんど火へ額の焼けぬところまで)
稲畑実可子

終電に着ぶくれ同士乗り合はす
田中優美子

晒されし寒天朝日に煌めけり
松枝真理子

菜の花や入日に消ゆる漁舟
井出野浩貴