2025年同人句会についてのお知らせ
2025年1月~12月の「兼題」は、下記のとおりです。 (1月)初 鏡 (2月)春一番 (3月)ものの芽 (4月)新社員 (5月)鈴 蘭 (6月)蜘 蛛 (7月)日 傘 (8月)初 嵐 (9月) 鯊 (10月)行く秋 ( ... "2025年同人句会についてのお知らせ" を続けて読む
知音誌の配送について
2024年1月31日をもって「クロネコDM便」が廃止されました。そのため、2024年2月号より、知音誌は、クロネコゆうメールでの配送となります。それに伴い、封筒の形状が変更になりました。また、郵便管轄となるために平日のみ ... "知音誌の配送について" を続けて読む
2025年6月28日(土)今日の一句
麦茶飲む斜め上なる喉仏 いわさき章子 「知音」2024年10月号 知音集 より
2025年6月のネット句会の結果を公開しました。
◆特選句 西村 和子 選 初夏の渚へかかとふくらはぎ 福原康之 「初夏」という若々しい季語、「へ」という方向を示す助詞、「かかと」「ふくらはぎ」とひらがなで足の部位を言うだけで、渚へ子供が裸足で駆け出していく様子が見えて ... "2025年6月のネット句会の結果を公開しました。" を続けて読む
知音 2025年6月号を更新しました
内 外 西村和子 太枝を斬られてもなほ初桜 起き直り蕊むくつけき落椿 遠霞望遠鏡を過去へ向け 花の雨寝覚めの床に囁くは 水門の内外平ら春の暮 船溜り名残の落花たゆたへり 少年の臑のすこやか松の蕊 かげろふや忌日過ぎたる ... "知音 2025年6月号を更新しました" を続けて読む
2025年5月のネット句会の結果を公開しました。
◆特選句 西村 和子 選 いつ来てもひとりの墓所や春落葉 森山栄子 常緑樹は一年中緑の葉をつけているが、春に芽が生まれると、順繰りに落とす。紅葉が散るような華やかさもなく、目立たない。 春落葉が積もったままになっているこ ... "2025年5月のネット句会の結果を公開しました。" を続けて読む
知音 2025年5月号を更新しました
移植鏝 西村和子 湯けむりの丈を競へり冴返る 噴出の湯けむり盛ん寒戻る 薬草湯浴みし我が身のかぎろへる あるほどの雛見よとて骨董店 老いたればこそ存分の朝寝かな 服薬を忘れてゐたる四温かな 園丁の膝当て幾重薔薇芽吹く ... "知音 2025年5月号を更新しました" を続けて読む
2025年4月のネット句会の結果を公開しました。
◆特選句 西村 和子 選 ゆるゆると夜へ流るる春の雲 松井洋子 伸びやかに浮かぶ春の雲を眺めていると、寒い間緊張していた体も心も緩む。 空が暮れていくのも、雲が流れるのもゆったりとして、他には動くものもないような遅日の夕 ... "2025年4月のネット句会の結果を公開しました。" を続けて読む
知音 2025年4月号を更新しました
北 海 西村和子 朝まだき乗継空港春いまだ いちはやく春風察知管制塔 地平まで田園霞む離陸かな 拳上げ意気軒昂や大枯木 飛行機雲縦横斜め春浅き 春遠からじ北海の潮境 寒風はぶつかり潮目混りあふ 窓競ふ右岸左岸の冬館 & ... "知音 2025年4月号を更新しました" を続けて読む
知音 2025年3月号を更新しました
百間廊下 西村和子 底冷や百間廊下磨きたて 百間廊下寒行僧の素手素足 寒行の声百間を貫きぬ 寒行や心の迷ひ筆に出て 来たるべき喜寿の諸手に破魔矢受く 押し切れば歯軋り返す冬菜かな 潜みゐし時は何色龍の玉 密なるを以つて ... "知音 2025年3月号を更新しました" を続けて読む