2025年同人句会についてのお知らせ
2025年1月~12月の「兼題」は、下記のとおりです。 (1月)初 鏡 (2月)春一番 (3月)ものの芽 (4月)新社員 (5月)鈴 蘭 (6月)蜘 蛛 (7月)日 傘 (8月)初 嵐 (9月) 鯊 (10月)行く秋 ( ... "2025年同人句会についてのお知らせ" を続けて読む
知音誌の配送について
2024年1月31日をもって「クロネコDM便」が廃止されました。そのため、2024年2月号より、知音誌は、クロネコゆうメールでの配送となります。それに伴い、封筒の形状が変更になりました。また、郵便管轄となるために平日のみ ... "知音誌の配送について" を続けて読む
2025年1月21日(火)今日の一句
あかときの稜線しるき氷柱かな 井出野浩貴 「知音」2024年5月号 窓下集 より
知音 2025年1月号を更新しました
枯 園 西村和子 落葉掃く音止まりたり築地塀 拝観謝絶でもなく障子閉ざしあり 枯れきりし香のそこはかと藤袴 綿虫や昼も闇抱く矢倉墓 吹き残り名札もらへぬ野菊 枯れてなほかりがね草は空を恋ふ 枯れざまもゆかしかりけり乱れ ... "知音 2025年1月号を更新しました" を続けて読む
2024年1月のネット句会の結果を公開しました。
◆特選句 西村 和子 選 犬の名で交す挨拶霜の朝 松井洋子 愛犬家同士のすれ違いざまの挨拶ですね。こんな光景も昨今では当たり前になりましたが、ほんの数十年前までは、放し飼いも結構あったようです。飼い方も昔と様変わりしまし ... "2024年1月のネット句会の結果を公開しました。" を続けて読む
2024年12月のネット句会の結果を公開しました。
◆特選句 西村 和子 選 交差点騎馬警官へ木の実降る 飯田静 国内にあっては皇宮警察ぐらいですので、おそらく海外詠かと拝察いたしました。一句の中にエキゾチシズムがそこはかとなく感じられたことも理由の一つです。 掲句で特徴 ... "2024年12月のネット句会の結果を公開しました。" を続けて読む
知音 2024年12月号を更新しました
草の花 行方克巳 朝な朝な凝りたる血か七竈 櫨紅葉真つ赤な嘘であつてもいい もう誰も待たぬ桟橋雪螢 堕ちてゆく堕ちてゆくよと雪螢 蝦夷富士にかめむしが貼りついてゐる 露芝を踏んでカインの裔ならず タケオでもアキコでもな ... "知音 2024年12月号を更新しました" を続けて読む
2024年11月のネット句会の結果を公開しました。
◆特選句 西村 和子 選 爽やかや句を待つ手帳あたらしく 松井伸子 俳句を書き込む句帳を新調した作者。その心躍りを書いた句であるが、注目したいのは手帳を擬人化したことである。句帳に俳句を書くことで、命を吹き込むことにもな ... "2024年11月のネット句会の結果を公開しました。" を続けて読む
知音 2024年11月号を更新しました
どんぐり 行方克巳 終活の一日どんぐり拾ふなり 九月の机上終活どころではないぞ どんぐりに打たれて馬の瞬しばたたく どんぐり降り止まずよ人の子を抱けば 梨剝いてくるるばかりのひとでいい 柔能く剛を制すてふこと秋の風 狐 ... "知音 2024年11月号を更新しました" を続けて読む
2024年10月のネット句会の結果を公開しました。
◆特選句 西村 和子 選 朝採りのレモンも並べケーキ店 板垣もと子 国産のレモンを使うこだわりのケーキ屋さん。たくさん仕入れて使いきれなかったレモンを、店頭に並べたのだろうか。朝採りということで土地柄がわかるし、直接は言 ... "2024年10月のネット句会の結果を公開しました。" を続けて読む